会 長 秦 健一郎
国立研究開発法人 国立成育医療研究センター・研究所 周産期病態研究部
このたび、第5回日本DOHaD研究会学術集会を、国立成育医療研究センターにおいて開催する運びとなりました。今回のメインテーマは、「Developmental Origins of Health and Disease (DOHaD) をひろげる」です。我々自身の「知識をひろげる」ことと、その知識を「社会にひろげる」ことの、二つの意味を込めました。
そこで初の試みとして、DOHaD研究の国際動向と連携を紹介するセッションを設けるとともに、ニュージーランドのオークランド大学Liggins研究所からBloomfield所長とO'Sullivan主任研究員のお二人をお呼びし、彼の地でのDOHaD研究や教育活動、あるいは今後の国際連携についてお話しいただきます。また、エピジェネティクス研究で世界的に高名な九州大学の佐々木裕之先生の特別講演に加えて、シンポジウムでも、多様なモデル系や解析手法を駆使する第一線の先生方にご講演をお願いしました。そして年々盛り上がってきているポスター発表を重視して、ゆとりをもって閲覧し、演者とお話しできるように時間配分を考慮いたしましたので、奮ってご応募ください。
本学術集会を通じて、皆様が研究のアイディアや人脈を「ひろげて」いただけますよう、実行委員会一同、皆様のご参加をお待ちしております。